間違っている人が多い防犯フィルムの選び方と効果的な貼り方

窓からの空き巣の侵入を防ぐために最近流行っているのが防犯フィルムです。しかし窓に貼るひるむには防犯用と飛散防止用の2種類があり、間違って貼ると全く意味のないものになってしまいます。

今回は防犯フィルムの選び方と効果的な貼り方を紹介します。

空き巣が窓を割る方法

防犯フィルムの貼り方を紹介する前に空き巣がどのようにして窓を割って家に侵入してくるのでしょうか。その方法がわかれば対策の方法も見えてくると思いますので、その方法を確認しましょう。

こじ破り

この方法はマイナスドライバーを使います。マイナスドライバーを窓ガラスと枠の間に勢いよく差し込みます。これを3回ほど繰り返すと大きな音をたてることなく窓ガラスが割れてしまいます。

こじ割りは日本の空き巣が最も多く使う方法だとも言われています。

焼き破り

この方法はガスバーナーを使用します。バーナーでガラスの1点を30秒ほど炙ると簡単にガラスが割れてしまいます。バーナーでなくてもターボライターでもガラスを割ることが可能です。これも大きな音が出ないのが特徴です。

冷たいグラスに熱いお湯を注ぐとグラスが割れてしまうのと同じ原理ですね。

打ち破り

打ち破りは最もダイナミックで大胆なガラスを割る方法です。バールやハンマーでたたき割る、これだけです。ガラスを割る方法としては最も早く割れるのですが、大きな音が出るので住人に気付かれやすいです。

防犯フィルムの選び方

防犯のために窓の鍵がある付近にだけフィルムを貼っているというのをたまに聞きます。どうやら空き巣は窓ガラスの鍵付近に穴をあけ、ドライバーなどで鍵を押したりして開錠する、とどこかで聞いたようなのです。

しかしそれでは全く防犯フィルムの意味がありません。

空き巣の窓の割り方を上で紹介したように、空き巣は意外に大胆に窓を割って家に侵入することが多いのです。

ではどんな防犯フィルムを選べばいいのでしょうか。それは防犯フィルムを窓全体に貼ることです。

そんなことわかってるよ!と言われそうですが窓に貼るフィルムには防犯用のフィルムと飛散防止用があるのです。ちゃんと「防犯用」を選ばなければ意味がありません。

防犯フィルムは飛散防止用に比べて厚くなっていて防犯効果のあるフィルムの厚さは350μm以上と言われています。350μm以下なのに防犯フィルムとして販売されているものもたくさんあるのでよく調べてから購入した方がよいでしょう。


防犯 ガラスフィルム

防犯フィルムの効果のある貼り方

防犯フィルムは正しく貼らないと効果は半減してしまいます。しかしフィルムの厚さが厚くなれば厚くなるほど貼るのが難しくなります。自信のない方は自分で貼らずに専門の業者に依頼した方がいいかと思います。

それでも自分で貼りたい方もいるかと思いますのでフィルムの貼り方を紹介します。防犯フィルムを貼るには以下の道具が必要になります。

  • 採寸用メジャー
  • ガラス洗浄用ゴムヘラ
  • ガラス洗浄用スクレーパー
  • キッチンペーパー(水のふき取り用)
  • 養生テープ
  • スプレー
  • 中性洗剤
  • スキージー(ヘラ)
  • セロテープ

これらはセットでも販売されています。


窓用フィルムの施工道具セット!

それでは貼り方を順を追って説明しますね。

採寸

まずはガラスの大きさを測ります。サッシはきれいな長方形にはなっていません。ほとんどの場合、歪んでいますのでしっかりと測りましょう。

フィルムのカット

先ほど測った寸法を基にフィルムをカットします。この時に周囲を2mmずつ小さく切ります。これは後で水を逃がすためです。ガラスの寸法よりも大きく切ってしまうとフィルムを貼ることができませんので注意をしてください。

このカットがなかなか難しく切り口をきれいにしなければなりません。

ガラスの洗浄

この作業が効果のある貼り方の肝になります。ガラス面に小さな埃が一つあるだけで貼った時にそこが気泡になってしまいます。しっかりと洗浄しましょう。洗浄液は水1リットルに対し中性洗剤を2~3滴混ぜたものでOKです。

まんべんなくガラスに洗浄液を吹きかけてゴムヘラで上から下に綺麗にしていきます。こびりついた汚れがある場合はスクレーパーを使用します。

そしてキッチンペーパーで余計な洗浄液を拭き上げます。キッチンペーパーを使う理由は布の繊維が出ないためです。布巾などを使うとガラス面に繊維が残ってしまうので、必ずキッチンペーパーを使用してください。

フィルムを張り付ける

フィルムを剥がす前にもう一度ガラス面に洗浄液を拭きつけます。この時はたっぷりと全面に吹き付けてください。洗浄液が付いてない面があるとその部分が滑らずにフィルムの位置の調整が困難になります。水浸しになるくらい吹き付けてください。

次にフィルムを剥がし、ガラス面と同じようにフィルムの糊側にたっぷりと洗浄液を拭きつけます。ガラス面とフィルムの糊側に洗浄液を吹き付けたらガラスに貼り付けます。

洗浄液がしっかりと吹き付けてあればこの時にフィルムを動かすことができますので正しい位置へフィルムを動かしましょう。

洗浄液を掻き出す

スキージーを使って洗浄液を掻き出します。スキージーを滑りやすくするためと傷を防ぐためにもう一度フィルムに洗浄液を拭きつけます。

そしていよいよ洗浄液を掻き出します。まずは上の方の中心から左右に向かって掻き出していきます。そして順に下に向かって行きます。

最後に仕上げです。今度は水を使わずにスキージーにタオルを当てて強めに拭き上げます。

まとめ

防犯フィルムの選び方と効果的な貼り方を紹介しました。フィルムの厚さが薄いと効果がありませんし、貼り方もとても難しいと思います。

自分で貼る場合は何度か失敗することも覚悟しておいた方がいいかもしれませんね。